日本義肢装具学会学術大会の取り組み

障害者の可能性を広げる、義肢装具の最新技術

義肢装具は障害者の方の負担を減らして生活をしやすくするために日々試行錯誤されています。義肢装具は使う方によって身体の状態は異なってくるので、身に付ける方のニーズに合わせて製作する必要があります。そのため様々な工夫が必要になってくるのですが、まず一つ目に挙げられるのが能動義手のハーネスの工夫です。能動義手は体の他の部位の動きを利用して物をつかんだりすることができるもので、広く普及している義手の一つです。

 

その中で切断部位を挿入するソネットや関節に相当する継手、手先具、背にたすき掛けするハーネスやコントロールケーブルシステムから挿入されます。肩甲帯や肩関節の動きがハーネスごとにこれにつながったケーブルにより伝達され、手先具の開閉といった動作に変換されます。これから今後の課題としては、能動義手の構造と肩関節を利用した手先具開閉の動作だと考えられています。

 

さらに日本義肢装具学会は日本義肢装具学会学術大会に参加して最新技術の説明を行っています。その中の一つとして挙げられるのが、麻痺.神経筋性側彎症・筋ジストロフィーなど、通常のポリプロピレン製ブレースでは硬すぎる患者様向けに、ソフトボディジャケット型モジュールを紹介しています。このソフトボディジャケット型モジュールは通常型ボストンブレースのモジュール選択と同様に患者様の4箇所の採寸値から適切なサイズのモジュールを決定するので、サイズチャート表にはない一人一人に合ったカスタムメイドモジュールで対応していきます。

 

またボストン・ソフト・ボディジャケットというのもあります。これは脳性麻痺・神経筋性側彎症・筋ジストロフィーなど、通常のポリプロピレン製ブレースでは硬すぎる患者様向けに、ソフトボディジャケット型モジュールで対応することができます。そうは言っても実物を見ないとわからないという方もいるかと思います。そういった方にはブースも用意されておりわかりやすいので日本義肢装具学会学術大会に参加してみることをお勧めします。